孤独姫

手に暖かい感覚があり目が覚める




そっと見てみると総長様がうちの手を握って眠ってる。

『あ、あのう』


「ん?むにゃ」

『起きてください』

「あ、おう、もう大丈夫か?」

『はい。ありがとうございます。そして、さようなら』

そう言いうちは、ベットから出て家に帰る準備をした。


「おい。チョットまて、お前の母さんが今から来るってよ」


『おかあさんが?』



バタンッ


「ルイ!!!!!!」



『お母、、さん?』


入ってきた瞬間お母さんは私に泣きながら飛びついた


「ごめん!ごめんねるいぃ」

『ん…大丈夫。だから、ね?』


「今まで痛かったよね?ごめんね?お母さん刑務所に入ってくるから!ね?またみんなで暮らそ??」


『うん。痛かったァ。痛かったよお母さんぅぅ。でも、刑務所には、入らないで??お願い』


「でもね?るい。お母さんるいにわるいことしたでしょ?だから、ね?入らなきゃ」


お母さん。やっと分かり合えたのに



またサヨナラするの???
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