..恋の方程式..

揺らぐ気持ち

「先生!志望校の相談のってくれへん?」

「今日?」

「うん。いつでもいいから。」

靴を隠された日も
私は塾に行った。

逢沢先生に相談の
予約?をした。

「おっけぃ..」

そう言って先生は
授業へ戻って行った。

先生が授業を終えて
戻って来た。

「よし!どしたん?」

「うち…狭山高校受けたいねん…」

狭山高校…

逢沢先生の母校…

小学生の頃からの
憧れだった。

頭が良くて
校風も自由で…

「え?まじで?」

「うん…でもお母さんに無理って言われてん。」

私のいとこが狭山高校に
通っていた。
いとこは朝早く起きて
勉強しないと
ついていけない。
と言っていた。

「そんな事ないって。
俺普通に朝早く行って
遊んでたから。」

「そうなん?」

「うん!多分そのいとこが
頑張ってただけやで。」

逢沢先生がそう言った。

「でも、どっちにしろ
今の成績じゃ無理やってさ」

私の成績は
普通…
いや、中の上くらい?
でも狭山高校までは
まだまだ足りない…

「今から頑張ったら大丈夫やから!」

「うん…」


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