..恋の方程式..
「…っでも!かっこいいで!」

私の口からとっさに本音がでた。

「ありがとう!教育実習あるんやんかぁ!だから
気合入れて短くしてん!」

「いいやん!」

心臓がとびでそうなぐらい
恥ずかしかった…


『かっこいい…』

って…
髪の毛関係ないよね…?
顔ぢゃん?

言った後に気づいて、恥ずかしくて死ぬかと思った。

帰るとき職員室に先生の姿が見えた。

横にはいつも相談にのってくれる
北山先生がいた。
北山せんせいに手を振った。
そしたら仲谷先生も手を振ってくれた…

「先生!似合ってんで!」

私は自分の髪の毛を指差して言った。

「ありがとう!」




頑張った!

「がんばったよね?!」

「ははは。そうだね」

友達は笑いながら言った。
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