裏表王子と甘い恋♥
あっ!!!
あの時の王子様だぁぁぁ!!!

「あ。あの時の…
 どうしたの?」
「ちょっと足を挫いちゃったみたい   
 で……」
「大丈夫?
 こっちにおいで。」

私は王子様の方へ向かった。
近くで見ると、整った顔立ち…
この人に、助けられたんだ……

なんで、この人はここにいるんだろ。

「なんで保健室にいるんですか?」

「保健委員だからね。
今先生がちょうど留守にしてて……」

あ、そうなんだ。

って今!!
二人っきり!

気にしない、気にしない……


グイッ!!!!!!

えっ!?
なに!?

そう思った時には、私の身体はベッドの上に、彼の顔は私の前にあった。
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