MOON WOLF
優結の送り迎え
ピピピ

「ん…」

私はスマホのアラームで目が覚めた。

時間は６時半。

今日は火曜日で、もちろん平日は毎日優結の保育園がある。

いつも私は、６時半に起きたあと朝ごはんを作って、優結起こして、洗濯物回して、家を出る。

慌ただしく過ぎていった朝の時間。

昼間の優結のいない時間は大好きな曲を聴きながら家事をする。

しかし、昨日は色んなことがあったなあ。

1日であんなに初めましての人にあったのは高校の入学式いらいかな

なんて考えながら食器を洗い終わった。

そうだ！今日の保育園のお迎えの帰りに繁華街に行って二人で外食でもしようかなっ

今日の朝、ママはいつも私が優結を送っている間に出勤する。

私が帰ってきたら机にお金が置いてあって、

夜ご飯よろしくね。

と、メールが来ていた。

いつもは作るとこだけど、何故か今日は外食気分だ。

そんなこんなで、私はワクワクしながら優結をお迎えに行った。

「優結ー！今日はご飯、食べに行こっか！」

「え？！ほんと？！」

ニコォオオっと、激カワの満面の笑み。

「うん！何食べる？！」

「うーんと、スパゲッティ！」

「よし！レッツゴー！」

私と優結は鼻歌交じりで繁華街にくり出した。
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