…好きか?
「ミヤビ、それ以上言ったら
本当に許さないよ」
会長さんの目が据わっていた。
それが怒っている証拠だと
すぐに理解出来たし
それは副会長さんも
気付いていたけれど…
「私は黙らないわ」
彼女は拒否した。
「私はただ…
ゼンを返してほしいだけ…
他は何もいらない」
「副会長さん…」
「返してよッッ!!!」
泣き崩れてしまった副会長さん。
そんなに
アイツの事が大好きなんだね。
その切実な想いが
彼女の涙から伝わる。
だからアタシも
覚悟が決まった―――