…好きか?

人より勝っているとか
劣っているだとか
そんなの誰が決めるの?


憧れや嫉妬があってもいい。
それを活かせれば
きっと他の誰とも違う“自分”が見えてくる。


そうやってみんな
少しずつ未来を見つけて
成長していくんだと思う。


…なんてね。



「とりあえずココから始めよっか」


「え?」


「憧れの対象とかじゃなくて
 改めて、クラスメートとして…
 ううん。友達として。
 ね?平岡さん」



笑いかければ
彼女は優しく微笑み返してくれた。


仲良くなる事に
理由なんていらないんだから―――



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