…好きか?

こんな足じゃ思うように動けないし
あまりモメて
また厄介な参事になるのは避けたい。



「すみませんでした。
 失礼します」



何度目かの溜め息を零し一礼すると
Uターンするため振り返り
彼女達に背を向けた。


するとタイミング悪く…



「そうだよ。
 早く行きなって」



1人の生徒が
後ろからドンッとアタシを突き飛ばした―――


押された力は軽かったかもしれない。

しかし
ケガをしている足を庇い
油断していたためバランスを崩してしまった。





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