出会いは突然、電車にて。
瀬奈との待ち合わせは、前から1番後ろの車両にしている。

その方が学校の駅の時、改札が近いから。


ピー
ガシャン

「あっ、杏、おはよ!」

「おはよ、瀬奈。」

そうして私たちはいつものように学校に向かった。


瀬奈には彼氏がいるらしくその彼氏の話を聞かされる。

中学が一緒の同級生らしい。


「杏にも彼氏できたらダブルデートしよーね!」

「うーん、それは一生叶わないかも知れないよ。」


「大丈夫!絶対!
杏、美人だし可愛いしおまけに性格も悪いとこないから気づいてないだけで絶対モテるって。」


「そんなことないし、私、男性苦手だってー。」


「そんなことある!それになんとかなる!」

そんな会話をしながら学校に向かうのがいつもの私たちなのであった。
< 32 / 159 >

この作品をシェア

pagetop