ヒミツの通り道。
エピローグ




────数年後





「おぎゃー!!!おぎゃー!!!」





「この子の名前、何がいいかな?」


「うーん、じゃあもうあまねと同じ名前でいいんじゃない?」


「テキトーだな……。」




その命からは、また一つ、命が生まれる。


この世に生まれてきたのを喜ぶようなその泣き声は、


海の音の声?


それとも……



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