お見合い相手は、アノ声を知る人
こっちに擦り寄ってこようとするから腕を伸ばして阻止。
バクバク…と鳴る心音を聞きながら、どうして下着だけなの!?と狼狽えた。
(な…何で?…彼が脱がせたの?)
昨日は確かシフォンブラウスとプリーツスカートで仕事へ行った。
どちらもシワになりそうな素材ではあったけど、もしかしてそれで脱がせてくれたとか?
(ま、マズいでしょ。このままじゃ)
とにかくゆっくりと動いて、このベッドから降りないと。彼の腕から逃れて服の在り処を探そう。
(起きないでよぉ……)
ズルズルとお尻を後ろへ下げて間を空ける。
よし…と思った瞬間、ベッドの縁に寄り過ぎてて落っこちた。
ドタッとまるでコントみたいに、肘と腰を強かに打ち付けてしまった。
「イッター……」
肘をさすってると、「何やってるんだ」と呆れ口調の声がする。
ギクッと顔を上げたら眠そうな目をした彼が見てて、ドキン!と胸が弾んで狼狽えた。
「あ、いや、あの…」
まさか服を探しにベッドを降りようとして落っこちたとは話せない。
だけど、こんな下着姿で床に座り込んでいると、何事だと言われそうにもある。
バクバク…と鳴る心音を聞きながら、どうして下着だけなの!?と狼狽えた。
(な…何で?…彼が脱がせたの?)
昨日は確かシフォンブラウスとプリーツスカートで仕事へ行った。
どちらもシワになりそうな素材ではあったけど、もしかしてそれで脱がせてくれたとか?
(ま、マズいでしょ。このままじゃ)
とにかくゆっくりと動いて、このベッドから降りないと。彼の腕から逃れて服の在り処を探そう。
(起きないでよぉ……)
ズルズルとお尻を後ろへ下げて間を空ける。
よし…と思った瞬間、ベッドの縁に寄り過ぎてて落っこちた。
ドタッとまるでコントみたいに、肘と腰を強かに打ち付けてしまった。
「イッター……」
肘をさすってると、「何やってるんだ」と呆れ口調の声がする。
ギクッと顔を上げたら眠そうな目をした彼が見てて、ドキン!と胸が弾んで狼狽えた。
「あ、いや、あの…」
まさか服を探しにベッドを降りようとして落っこちたとは話せない。
だけど、こんな下着姿で床に座り込んでいると、何事だと言われそうにもある。