最初の約束
それから1時間がたっただろうか。私は泣き止み、みんなに謝ろうと思ったときだった。





「花音ごめんねぇ~。」


比奈が大泣きで抱きついてきたのである。


私はまた花音と抱き合いながら、泣きまくった。





そして、

「こんなことをしてしまい、本当にごめんなさい。」

とみんなにあやまったら、

お母さんやお父さんが

「もっと親を信用してくれよ!」

とか、

「なんで早く言わなかったの!!」

と、数え切れないほどいっぱいやさしい言葉をいってくれたんだ!


死ななくて良かったとものすごく実感した。


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