* allergenic *
スィーツを堪能して、夕食までに時間があるから、部屋に戻る事になった。


「優那、ちょっと来い。」


課長に呼び止められ、部屋の前で止まる。

「さっきも話したが、お前 絶対誰の部屋にも入るな。自分の部屋にも入れるな。二人っきりにはなるな。わかったな…。」


「///碧斗心配し過ぎ…。じゃあ今はいいの?碧斗と二人っきりだよ?」


「///コイツ。俺とも本当はダメ。理性を何度リセットしてるか 優那にはわかるか?」


理性をリセット?何が言いたいの?


「///もぅ俺やだ…お前全然わかってないし、無知覚は厄介。早く部屋に入れ。約束守れよ…。」


何度も念押しをする課長にコクンと首を振り 部屋に入って きっちりと鍵を閉めた。



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