* allergenic *
「優那…聞いてる?こっちは さっきからずっと放置されてんだけど?」

あっ///

ソファーに横たわっていた体をお越し、ゆっくりと碧斗の前に行く。


「私きっと碧斗に迷惑掛ける事があると思います。だけど…あなたの側にいたい、私の彼氏になって下さい。」


「はぁ…。お前早くそれを言えよ。で彼氏って事は こんな事日常茶飯事だけど 大丈夫なのか?」


私の唇をじっと見ながら、舌をチロッと見せながら近付く人。全く持って逃げ出したいのに、捕らわれたのは 体だけじゃなく心ごと全部…。

「まぁ 拒否っても逃がさないし、残念ながら逃げれない。優那は俺のもの。だから…素直に 俺に堕ちとけばいい…ずっとな。」

バクバクと動き出す鼓動に待ったなしで 甘過ぎるキスが始まる…。

初めから─────────
終わりまで…

ずっと──────。

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