* allergenic *
ランチを食べ終わり 会社に戻りさっきの写真について皆と盛り上がる

少し離れた席の清水課長が こっちを見ている

奈月さんが清水課長の席に行き 話をしている

「清水 みんなで神谷の別荘に遊びに行くって計画があるんだけど参加する?深町さんは、絶対行きたいって楽しみにしてるんだけど…どうする?」

清水課長はどうするんだろ?一緒に行きたいな…

はっ!一緒に?じゃなくて 来て欲しいな…

「ん、別荘って神谷の親のか?それ、俺らが大勢で行って大丈夫なのか?」

「大丈夫だって、近くに川があってバーベキューや魚釣り出来るって、楽しそうでしょ?だけど、清水乗り気じゃないなら、私達で行って来るよ!フフ~ン」

「お前テンション高過ぎだろ。で、いつ行くんだ?」

「来週の週末、勿論泊まり♪あ~どうしょう、優那ちゃんと一緒に寝ちゃおっかな…」

「俺も行くから、人数に入れておけ。それとランチの写真って何?」

「あっそれね。美しい物は 飾りたいみたい…」

「はぁ?意味不明な…」

「美男美女を写真に納めたいんだって、店の人からの要望があって、撮ってもらった。欲しい?」

「いや、優那だけなら欲しいな///」

「///私もそれがいいな…」

「お前なぁ、マジやめて…」

「恋愛は自由でしょ?清水もやっと 抜け出せそうで良かったね。だけど私とはライバルだから、負けないけどね…」

奈月さんと清水課長が あっちで話が盛り上がってるのを見て 胸がチクンとなった。これって 何なの?ちょっと苦しいような、複雑な感情…




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