秘密の恋
「…で、どうしたの?
何か用があって来たんでしょ?」


「寧々ちゃんにお願いがありまして…」


「な、何よ。改まって…」


「付き合ってくれませんか?」


え…?今、何て言った?


「買い物に付き合ってほしいんだけど」


そうですよね。
そんな都合良く事が進むわけないですよね。
ていうか、事が進んだら
不倫に足突っ込むことになるのに。


「何か欲しい物でもあるの?」


まさか、彼女へのプレゼントとか
言わないよね?笑


「彼女へのプレゼント。」


キター(゚∀゚)ー笑


優馬くんに彼女いないわけないよね。
格好いいもん。
彼女いるのが普通だよね。


「ってのは嘘で、、好きな人への。」


「まだ告白はしてないの?」


恋愛相談になってる気がするのは
私だけでしょうか?笑


「してない…てか、出来ない。」


「男ならバシッとキメないとー(笑)」


彼は少し寂しそうな顔をした。
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