あたし、死んだの?
「ふぅ…」




「あらぁ?何でそんな急いで…」




「だって怖いんだもん。」




「紀嘉はビビリだね〜。」




「えへっ!
あ、そう言えばお母さん、修学旅行のタオル、買いに行かなくちゃね!」




「そうね。お洋服も買おうか。」




「うん!!!ありがと!お母さん!!!!!」






やっぱりお母さんは優しいなぁ〜…。






そんなことを思いながら、オヤツの小さなチョコレートを食べていた。










その日は平和に終わった。
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