不器用恋愛
「……でも、」
「でもは聞かない。ほら行くよ」
「っ……」
半ば強引に腕を掴まれると、少し歩いたところにある公園の中に入り、そのまま屋根の付いたベンチに座らされる。
毎回、触れられるところが熱くなるんだもん……
これじゃ、すぐに熱が伝わっちゃう
「それで。何でそんな悩んでんの?」
「………」
「茜?」
きっと、嘘なんて簡単に見抜かれちゃうんだ。
誤魔化しも聞かない、ここまで来ちゃったんだもん。
そんなの言うしかないじゃんか