Memory Puzzle
「お姉ちゃん、大丈夫だって!これ日本の飛行機だよ?早々事故なんか起こらないって!」
「そうよ!大丈夫よ。」
そういう2人も不安そうな顔をしている。
パフンッ
上から酸素マスクが落ちてきた。
「ただいま、こちらの飛行機ともう1機が衝突いたしました。万全の対処を致しますが幸運を祈りましょう。」
アナウンスが終わった瞬間落ちていくのが分かった。
ビービービービービービービービー
「キャー!!!!!!」
「助けてー!!!」
ビービービービービービービービー
「神様ぁー!!!!!」
「この子だけは!!!!」
「約束したのに………!!!!」

たくさんの声が聞こえる。
「秋、助けて…」
私は、そうつぶやくと意識を手放した。
< 7 / 202 >

この作品をシェア

pagetop