きみの見える景色には桜とわたしであってほしい。
後悔
後悔は、いつもわたしから離れてくれない。


到底叶いそうにない恋をして、もう2年目。


片想いに関しては、もう玄人レベル。


もうすぐ卒業。


あと3ヶ月もすれば、わたしと彼はなんのつながりも持たない他人と化してしまう。


そんなのは、絶対に嫌だ。


これ以上の後悔なんて、もうしたくない。


冷たい風が、今日もわたしの心を重くさせる。


はじまりはたぶん、中2の5月。


わたしの「恋」は、ひどい後悔からはじまった。
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