きみの見える景色には桜とわたしであってほしい。
図書室
このままじゃダメだ、と思い始めたのは彼を好きだと気づいてから2度目の夏。


後悔に苛まれていたわたしは、意外にポジティブだった。


少しだけ今と向き合えるようになったのも、きっと彼を好きになったからだろう。


これだけは彼にお礼を言っておこう、ありがとう。


きっと彼に直接言うと、調子に乗るだろう。


だから絶対に言ってなんかあげないんだから。





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