いちごミルク、片想い。


話したことは…あの日きり。



*
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ーーガコッ


それは、ある日のお昼休み。


私はいつものごとく、
自動販売機でいちごミルクを購入した。


ストローの封を開け、いざ飲もうと口元にストローを運ばせたその…瞬間。


突如、肩に衝撃が走り。


「ひゃっ」と弱々しい声を漏らした私は、いちごミルクを手に持ったまま、そのまま尻餅をついてしまった。



「っぶねーなあ。前見て歩けや!」



聞こえたそんな声に、視界が少し、緩んで。


派手にこぼれたいちごミルクは、真っ白なフローリングの床をピンク色に染めた。



ああ。


今日はとってもついてない日。



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