放課後の図書室で君と

あなたと私


自分の気持ちを押し隠しつつ、私はあなたとなるべく変わらないように接した。


そして、日々は過ぎて行き‥‥‥


「よっしゃ〜!明日から長期休暇!」


「君も図書委員終了だね」


「おう!やっと解放されるぜ〜」


机に寝そべり、君はへにゃりと笑った。


明日から学校は休み。


そして、次からは委員会や係は変わる。


「少し、寂しいな‥‥‥」


「ん?どうした?」


「ううん、何も」


私は君に笑って言った。


が、君はズイッと私と距離を近づけた。


「聞こえてたぞ。寂しいって」


「え、嘘」


「ふふん、俺の耳をなめるなよ」


軽くどや顔をして、ニッと笑う君。


そんな顔を見ただけで、心が踊る。


ううん。


今では、君を見る度に心がときめく。


「寂しいのか?ん?」


「‥‥‥」


「俺と離れるの、寂しいのか?」
< 8 / 15 >

この作品をシェア

pagetop