私は貴男とまた出会い、きっと恋に落ちる。
目の前に堂々と佇む、お城のような建物に圧倒される。
「わぁ…大きいね……。」
「本当ね…。」
絵海と2人で顔を見合わせる。
校門前には、2人以外にも新入生が沢山いて、
2、3年生が部活動の勧誘をしている。
とても騒がしい、こういう雰囲気は嫌いじゃない。
ザワザワ…ガヤガヤ…
「なぁ、あの子すげー可愛くね?」
「隣の子もすごい美人だな。」
「あの子すごく可愛い…。」
当の本人は、周りがそんなことを話してるとは知らず、
・・・眠たいなぁ…。
と、呑気なことを考えていた。