大好きでした。

仕事終わりに。
午前2時過ぎ。


私の方が上がる時間が早かったので、私はファミレスで課題を終わらせていた。


深夜のセブン前。
彼と初めて会ったあの場所。今でも忘れない。



金髪で登場した彼は、LINEのトプ画とはかけ離れていた。
お世辞にもイケメンとは言えない。
でもそれでも帰らなかったのは、運命だったから?この後私が彼に恋するとわかっていたのかもしれない。



「お寿司とラーメンどっちがいい?」


こういう選択肢やめてほしかったな、
値段が違いすぎて。
遠慮したわたしは、彼に選択権を譲って、タクシーでラーメン屋さんに向かった。



ラーメンを食べ終え、私たちはカラオケ館へと向かった。


彼の歌った歌は、
AK-69のAnd I Love You So


数曲歌ったあと、睡魔が限界で、2人ともソファで少しだけ寝た。


あの時、わたしが寝ている彼の頭を撫でなければ。。
意識があったとは知らなかった。
でもそれがあったから、あなたとそのあとの関係が、あったんだよね。。
< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop