だいじなもの。
変化


あれから聞き返すタイミングもなく話に触れてこないまま前日になってしまった。


どうしたらいいんだろう・・・・・


終わったら直接行くべき?


それとも今から連絡するべき?


煌の連絡先を見つめながらずっと考えて早1時間。


もしかして冗談だったのかな・・・・・


それとも気が変わった?




「って!なんで私がこんなに悩んでるのよ!」



冗談でも気が変わってもどっちでもいいじゃない。



でも、冗談なんだったら言わなきゃいいのに・・・・・



ブーブー・・・・・



手の中でスマホが揺れた。



________!煌だ!



“終わったら待ってる。”


シンプルな一文だったが、私の機嫌を直すのには十分な一文だった。



お泊りの準備には慣れているせいか、準備には時間がかからなかった。



そういえば、光瑠の部屋に荷物残したままだったな。


煌のおかげで余計な事考えなくて済んだけど、避けては通れないよね・・・・・。



でもまぁ、今は考えなくてもいいよね。



今は明日の事だけを考えよう。


明日、また煌に・・・・・・



「違う違う!明日店主に見てもらうケーキだけを考えてるんだから!」



自分に言い聞かせるかのように布団の中に入った。

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