桐谷高校殺人投票
「優衣の覚悟が決まったらでいいんじゃない?」


そう言ったのは里子だった。


あはしはハッとして里子を見る。


里子の目は真剣そのものだった。


「そうだね……。あたし、覚悟はできてるから」


あたしはそう返事をしたのだった。
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