身長10cm差の恋は成立するのか。
なんて、思ったいたら、
「そーいえばさ。
お前、倒れた幼なじみおんぶして運んだんだって?」
いきなり切り出された話題。
私はその場に居ちゃいけないような気がしたけど、続きが気になった。
私は私が陽介たちに見えないよう物陰に隠れた。
「なんで知ってんだよ」
「いや、結構皆知ってるって。
でさー正直どうなの?」
どきっとした。
その男子は興味半分、からかい半分というかんじだった。