鬼社長の魅惑のボイス。

顔が……。

そう言いながら
また眠りについてしまった。

そこから1時間後。
目を覚ますと出勤時間が迫っていた、

「キャアッ!?大変……遅刻だわ!!」

私は、慌ててベッドから起き上がると
急いで着替える。
朝食とメイクもそこそこに自宅から出た。

しかし電車には、間に合わなかった。
次の電車で行くことに。

会社に着くとすぐに車に乗り込む。
社長を迎え用の車だ。

社長宅であるタワーマンションに着くと
すでに社長は、外で待っていた。

「おはようございます。社長」

「遅い。すでに20分も遅れてるぞ。
一体何分待たせる気だ?」

「申し訳ありません」

凄く不機嫌そうな表情で言われた。

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