君の声
突然の…
好きだと自覚してから、心の中で思いがぐるぐるとしていて、それが色んなことに支障をきたしていた。
大学では…
「お前、この前のレポート、全然できてないじゃないか。なんでも一番に出していたお前が、まだできていないなんて…。悩みでもあるのか?よかったら、話してみないか?」
「だ、大丈夫です!ち、ちゃんと終わらせますから、今週中に…」
バイト先では…
「お前、また注文間違えたあげく、お皿を何枚も割ったろ。今までそんなミスしなかったのに。いくらお前でも、今回ばかりは手におえない。何があったのか知らないが、一週間だ。一週間で立ち直ってこい」
「…はい。わかりました…。割った皿は必ず弁償します」
「当たり前だ。今月の給料、お前はなしだからな」
なんていわれる始末。
まさか自分でも驚いている。明音さんのことでこんなに自分がおかしくなるなんて…。
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