失恋は目に見えている
しばらくしたある日。

朝、下駄箱に行くと蒼がいた。
それも偶然いたとかではなく、
誰かを待っているように。

私はとても気まずかった。

「叶。」
「……」

蒼が話しかけてくるけど、無視。

階段の方へ行こうとすると手首を掴まれた。

「叶、いい加減こっちを向いてよ!
俺を避けないで。」
「……!」

私は何も言えなかった。

「俺、お前がいないと寂しいよ。」
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