意地悪彼氏を愛してる!

屋上について周りを見渡した
『あっ、涼』

涼の方に向かって走り出した
「……夏帆」

涼が小さな声で私の名前をよんだ

『「あのさぁ」』

二人の声がかぶった

「お前からいえよ」


『涼からいってよ』


しばらくそう言い合ってると涼がハハッと笑い出した

「もう夏帆と話せないかと思った。俺キスしたし避けられるのかと思って・・・・」

『えっ!涼私にキスしたの知ってるの?まさかわざと?』


「あぁ、わざとだよ。」


『なんでキスしたの?』


「それは……お前のことが好きだからだよ。」


『うそ・・・・』

夏帆は顔をあかくしてきいた


「嘘ついてど~するんだよ。それでさ、俺と付き合ってくれねぇか」



『うん!よろしく』


「これで、俺の話は終わり、お前の話は?」


『涼と同じ事考えてた』


涼がいきなり下をむいた

『えっ どうしたの』

気になって顔を覗きこむと涼の顔が真っ赤になっていた

『照れてる~』


「照れてね~し」

涼は咳払いをして

「俺絶対にお前の事はなさね~から」

そう言ってくれた。私は満面の笑みで『うん』とこたえた
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