【完】『雨の日と月曜日は』

建物に入ると慣れた手つきで泉はボタンを押し、

「はい」

鍵を受け取って、ずんずん中へと廊下を進んで行く。

片手にヘルメットを提げたまま、一徹は泉の後ろを歩いてついてゆく。



< 27 / 64 >

この作品をシェア

pagetop