ソルト&ペッパー
「うぅ、悔し…」

ひなたは手を掴んで肩に置き、ひなたの手は私の腰へ回された。
一瞬ドキリとしたが、ひなたの言ってる通り抵抗できずされるがまま歩き出した。

私のペースに合わせて歩き、保健室までやって来ると階段へ私を下ろして中を覗いた。
少し待っているとひなたが戻ってきてまたゆっくり歩き始めた。

「保健室のセンセーいなかったけどいいか」
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