俺様ダーリン!?
「あれ?
新しい子?

俺、ひなた。

よろしくね。」

そう言って。


俺が話しかけるとその女の子は緊張していたけど段々と話しかけてくれるようになった。

俺はそれだけで嬉しくなった。

その女の子の名前は
“桜木 優香”

俺はこの時、優香の全てが知りたい…そう思った。


優香と出会った日━━━

俺はその日から音楽教室が楽しくて仕方なかった。


俺の寂しかった心に優香は暖かい空気を送り込んだ。


それほどまでに優香の存在は俺にとって大きかったんだ…。


なのに…

この先俺らは離れる事になったんだよな。

切なくて苦しくて…


俺と離れたとき、優香はなんて思ったのかな…?
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