俺様ダーリン!?
あたしは次の日早速ひなたに伝えた。

『ねぇっ、水族館行きたい!!』

「水族館っ!?

久々に聞いたな。」

『えー…
嫌なの?』

「嫌じゃないけどさ。

意外だった。」

『そう?
でも行きたくなっちゃったんだもーんっ♪』

「そっか。
じゃあ、今から向かうわ。」


そう言って宏紀は車を水族館へ走らせた。


水族館に着くと周りは子供だらけ。
まあ休日だし仕方ないんだけど。

水族館の中に入るとあたしは周りの子供たち以上に騒いでいた。


『ひろくんっ!!
めちゃおっきいよ!!
すごいねっ!』


はしゃぐあたしを見て宏紀は笑う。

「優花…
周りの子たち以上に興奮しすぎだから!!」

『えっ、あ…
ごめん(´Д`;)
つい夢中になっちゃった!!』


あたしたちはその後も水族館でまったりした。

久々のデートは楽しくて早く時間が過ぎる。

このまま時間が止まればいいのに…

そう思うほどだった。
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