俺様ダーリン!?
『From:優花
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今まで、メール返信してなくてごめんなさい。

あのことがあったから…
一度考えたくて返信出来なかった…。

あたしね…
宏樹のこと好きだよ。
でもね、好きだからこそ...
あたしはショックだった。

他の人に言わせれば、“たったそれだけで…”って言うかもしれない…
でも、あたしにとっては一番許せなかった。

ひろくん…
あたしたち別れよう?

ごめん…ね。

あたしがこんなに弱くなければ…
よかったけど(´;ω;`)』

あたしが送ったメールに気づいたのかすぐ電話が鳴った。

「もしもしっ…
優花!?

ごめんっ…
ごめんな…

ほんとに…
いくら説明しても言い訳に聞こえるよな;;

俺も好きだよ…
でもあんな姿見て信じれるわけないよな…
ほんとにごめん…」

『もう…いいよ。

ひろくんだけが悪いんじゃない…
あたしにも悪いところいっぱいあったから…。

このままだとあたしたち、
また付き合っても喧嘩が多くなると思う。
それだったら…
このまま終わろう?
これ以上…
傷つけあわないために。』
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