君が見せてくれた、私の世界
初対面 千暁side
「なー千暁。」
「なんだよ。」
春休みが明けて、今日からまた面倒くさい学校が始まる。
学校に着いて、始業式を受けてからのHR。
そんな午前中だけの学校だが、面倒くさいわ眠いわで…気分は最悪。
そんな中、始業式後の休み時間に友達の一翔が話しかけてきた。
「転入生来るらしいぜ。」
「そりゃそうだろ。
俺の隣空いてるし。」
出席番号男子の一番最後の俺、冷泉 千暁。
この栗色の髪色のせいか、ほとんどの生徒は話しかけてこない。
話しかけてくるのは…一翔や俺の知り合い数人。
「しかもめっちゃ可愛いらしいよ。」
「へぇ…。」
いいよいいよ、興味無いから。
どうせビビって話しかけてこないだろうし。
「はーい、席ついてー。」
「芹ちゃん来たから座れよ。」
担任の芹沢。
40代のくせに、見た目は20代でも全然いけるイケメン教師で人気。
俺みたいなやつでも怒る時は当たり前に怒るし、褒めてくれる時は褒めてくれる。
…ほかの教師はビビってなんも言わねぇからこの教師が3年間俺の担任。
「なんだよ。」
春休みが明けて、今日からまた面倒くさい学校が始まる。
学校に着いて、始業式を受けてからのHR。
そんな午前中だけの学校だが、面倒くさいわ眠いわで…気分は最悪。
そんな中、始業式後の休み時間に友達の一翔が話しかけてきた。
「転入生来るらしいぜ。」
「そりゃそうだろ。
俺の隣空いてるし。」
出席番号男子の一番最後の俺、冷泉 千暁。
この栗色の髪色のせいか、ほとんどの生徒は話しかけてこない。
話しかけてくるのは…一翔や俺の知り合い数人。
「しかもめっちゃ可愛いらしいよ。」
「へぇ…。」
いいよいいよ、興味無いから。
どうせビビって話しかけてこないだろうし。
「はーい、席ついてー。」
「芹ちゃん来たから座れよ。」
担任の芹沢。
40代のくせに、見た目は20代でも全然いけるイケメン教師で人気。
俺みたいなやつでも怒る時は当たり前に怒るし、褒めてくれる時は褒めてくれる。
…ほかの教師はビビってなんも言わねぇからこの教師が3年間俺の担任。