君が見せてくれた、私の世界
「…お風呂、入ろう…。」



着替えを棚から出すと膝に乗せて、そのまま1階のお風呂に向かう。


昔はママに助けてもらってたけど…今はもう恥ずかしい。


パパのおかげで、私でも使い易いように全体的に低めに設計されているからお風呂やトイレは全部自分で済ませられる。


他にも、廊下とかにも手すりがついていたり簡単にドアが開けられるように引き戸になっていたり…と色々工夫がされてある。



「パパのおかげだね…。」



だからこそ、自立しなきゃって思う。


私ひとりで全部出来るようにならなきゃ…って。


幸い、ピアノをやってたおかげで腕の力とかはあるから自分の身体を腕で支えることも出来なくない。


ちょっと、きつくてぷるぷる震えるけど。




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