君に恋してると気づくまで


「叶子?調子よくなったか?」


「大丈夫。さっき蓮が来てきれてね。一番乗りだよ蓮!私のこと好きだよね蓮って!厳しいけど愛がある!」


「蓮に怒られた」


「え…」


数分前


「おい村田!」


「あ、叶の!津田さん」


「引越し明日らしいね」


「あ、うん」


「イケメンは良いね〜。みんなに悲しんでもらえてる」


「そんなことない」


「学校1が黙れ」


「お前、叶子泣かしたらしいね」


「え」


「叶子、大事にしないオトコはいらない。消えるならちゃんと消えてやれ」


「あ…ありがとう」


「あ、あと、病院行ってやれよ?待ってっぞお姫様が」


「え?叶子が…うそ」


「時間ないぞ。お互いにだけど」


「津田さん!ありがとう!叶子の友達がめっちゃイイヤツで安心した!」


「まーな!」


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