君に恋してると気づくまで


次の朝

夢のような昨日を振り返るワタシ

あー死にたくない

そんなことを、繰り返す


「叶子、行っておいで」


「ママ、いいの?」


ママが自由をくれた


このせいで私がこの世にお別れをするなんて今の私には考えられない


「行こう叶子!私もお別れしないと」


「すぐ会えるけどねっ」


「まったく」


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