記憶の彼方で、また会えたら
「広美さん、さっきこの子の母方の親戚がどうとかいってらっしゃいませんでした?」

「聞こえてたの!?ま、まぁ言ったわね」

慌てたようにいう広美さん。

こくこくとうなずく。

「私と天音は遠いけれど縁のあるものです。色んな事情で一時期彼女の家に預けられてたこともありまして」

そして覚悟を決めたようにしっかりと広美を見据えると、
「それに私、天音がどこにいるのかわかります。とりあえず天乃さえよければこの子は私が引き取ってもいいでしょうか」





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