最後の夜~LAST NIGHT~
「お前に、俺の気持ちが分かるものか!」

「うそだと思うなら、ついてこれば?」

「行くわけねーだろ馬鹿。」

俺はドアを閉めようとした。その時、米沢の

手が、入ってきた。

「女の子のことは、女の子の方が分かると思うけど?」

満面の笑みがそこにはあった。それに、確かにそれは一理ある。んでも、他の女にひょいひょい

ついていくことはしない。

「置手紙はするぞ?」

「私がかいたげるよ」

何だこいつ・・・まいっか・・・

「俺に見せろよ」

「はいは~い・・・どうぞ!」

「いいよ」

俺はその時、奴のトラップに気づかなかった・・・

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