【完】無気力な幼馴染みがどうやら本気を出したみたいです。
■あとがき



はじめまして、こんにちわ、みずたまりと申します!



このたびは、「無気力な幼馴染みがどうやら本気を出したみたいです。」をここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!


数年ぶりに書いたので、どこかおかしい文もあるかもしれませんが、それでもここまで読んでくださったこと、心から感謝いたします!



さて、えーっと、なにを話しましょう。

とりあえず本編ができるまでの裏話を。


最初、主人公の柚月ちゃん。実はキャラがぶれっぶれでした。

初期設定では『世話焼きイケメン女子』ってなってまして、クラスの女の子からも超モテるし男の子より男らしい、王子様みたいなキャラにしてました。

そこをコンプレックスに思いつつ、「私みたいなのが彼方の恋人なんて、ないない!」みたいな感じで、どんどん女の子の心を目覚めさせていこうかななんて……


ですがこうすると、彼方が迫るシーンできっと男らしい一面を出してしまい、「冗談きついってー!」って豪快に笑い飛ばすような子になってしまい、

いや、柚月ちゃんにはもっとこう恥じらってもらわないと! と思いまして、今の恥ずかしがり屋ですぐに慌てるような女の子柚月ちゃんができたというわけです。


そして柚月ちゃんの性格が決まったところで、実はこの小説にはテーマがあります。


【依存】というテーマです。


柚月ちゃんは彼方に依存してました。

彼方くんは柚月ちゃんに依存していました。

鬼龍院くんは一番という栄光に依存してました。

セレナちゃんも柚月という存在に依存してました。


セレナちゃんの場合は二年生に上がった時に柚月と離れ離れになっているので、より一層いろいろな欲求が溜まっていったのではないかなと思います。


そしてそれぞれ、柚月ちゃんとセレナちゃんは『誰でもいいから自分自身を見て欲しかった』

彼方くんと鬼龍院くんは『成績や順位ではなく、自分という存在を認めて欲しかった』


セレナちゃんと鬼龍院くんは、家にあんまり両親がいないことも共通していて、四人全体に共通しているのは『承認欲求(他人から認められたいとする感情の総称)』でしょうか。


最終的にはお互いがお互いを認め、鬼龍院くんは依存することを止め、きっとこれからいつまでも、この四人は仲良く過ごしていくのだと私も思っております。

今まで辛い思いをしてきた分、きっと輝かしい生活が待っていることだと思います。


今まで辛い思いをさせてごめんねみんな~;;;


と謝りつつ、そろそろあとがきを終わらせていただきます。



次ページからは番外編を数本、入れさせていただいております。




▽番外編①「思いやりの詰まった裏話」

セレナちゃんのクラスのみんなが、どうしてセレナちゃんに協力していたのかを、野沢先生視点で8ページ程


▽番外編②「舞踏会が嫌いなお姫様」

鬼龍院くんとセレナちゃんは知り合いだったわけですが、どういう知り合いだったのかをセレナちゃん視点で11ページ程


▽番外編③「不思議の国の柚月ちゃん!」

ギャグも織り交ぜつつ私の趣味全開で、柚月ちゃんが不思議の国に迷い込むお話。結構シリアスもあり。20ページとちょっと長め。


▽番外編④「君と甘々にゃんだふる♡」

本編と全く関係ないです。深夜三時のテンションで一気に書き上げました。

突然、柚月ちゃんに猫耳としっぽが生えて『彼方くんに気持ちよくしてもらわなければ元には戻りません!』と指令が下った10ページ程の小話です。

本編ではあんまりキスとかさせてあげられなかったので、ここぞとばかりにしてもらってます!

本当に深夜三時のテンションで書いたので、なんかもうようするにアレです。よかったら読んでね。


あと、ベリーズカフェさんの方でキャラクターのイラストつき紹介を掲載しております!
宜しければ見てやって下さい!

では、私はこれで失礼いたしますヾ(o´∀`o)ノ

またどこかでお会いしましたら、その時もまたどうぞ宜しくお願いいたします!



■みずたまり


next番外編→


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