嵐の夜は 〜執着系上司に捕まりました〜
「帰りは一緒に帰ろう。仕事、早く終わらせるから」
「あ、はい」
ピンッとわたしのおデコを指で弾いて先に立って廊下を歩いて行く。
見ているだけのときにはわからなかった。
交際をすっ飛ばしてプロポーズ
その日のうちに同居を決めて
わたしのいないところで婚約してるだなんて宣言してしまう人。
強引、多分少し腹黒。
でも優しい。
ちゃんと理不尽な状況から助けてくれて、守ってくれる人。
戸惑うことも多いけれど、あなたの好きを、あなたのわたしに対する独占欲を、信じてついていこうと思う。
あの嵐の中、わたしを迎えに来てくれたくれたあなただから。
