フェイト

黒い傘

そうしてしばらく僕とロイドさんは床に落ちてしまったレイラおばさんの料理を片付けていた。

           まったく!なんてもったいない事するんだ!あの人たちも一回食べてみたら二度とこんな事は出来なくなるに違いない!

世界一だよ?世界一っ!



「…なあカイト、奴らのことレイラちゃんは知ってるみたいだったけど前にも来たことあるのか?」


「さあ…わかんない。僕がレイラおばさんの所に来てからは初めて見たけど」



「…」



「な、何?ロイドさん?」




< 26 / 60 >

この作品をシェア

pagetop