マーブル・キス ~甘い妄想~
オキシトシン
「一人で行きなさいよ」
「え~。いいじゃん」

私の後ろでダルそうに歩きながらため息を溢す愛理ちゃんを無理やり引っ張って、練習を終えた斗真のもとに急いだ。

「はい、斗真くん。お疲れ様」
「ども」
軽く会釈をした斗真が私の知らない女子からタオルを受け取っていた。

「ちょっと、愛理ちゃん。あれ誰!?」
「さあ?」
私が知るわけないじゃないと肩を竦められた。

「もしや、これは世にいう浮気か!?」
「いや、あんた達まだ付き合ってないから」

冷静なツッコミありがとう。

てか、ほんとに誰よっ!
斗真には、私という嫁がいるんだからね。
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