私と結婚してください。



そしてパーティーまであと3日前の夜
私はめぐと2人で部屋で話していた。


「え、プレゼント選んでないの?」

「うん。なんかさ、買おうと思ってはいたんだけど、凰成って別にほしいものは買ってるわけじゃん?
だから特別ほしいものってないわけだし…なんか悩んでたらもうこんな時期で」

「え、イブはもう明々後日だよ!?いいの?あげなくて」

「だってなにがいいかわかんないんだもん~」


本当にあの人はほしいものというものがない。
ほしいものがあればその日のうちか、その翌日にはもう買ってくる。
そういう人だ。


私がほしがった物だって、だいたいその日かその翌日には買いに行くわけだし…


「…じゃあさ、希依
改めて、結婚してくださいって言ってみたら?」

「え!?」

「ほら、希依さ
凰成と知り合ったとき、そう言っちゃったって言ってたじゃん!
今はもう付き合ってるわけだし、両親に紹介もされたんでしょ?
凰成は希依が18歳で結婚したいって知ってるんでしょ?

だったら、言ってもいいと思うけどな」

「い、いやいやいや
それ私から言うの!?」

「いいじゃない、今の時代珍しくないよ!
だいたいのんきに待ってて他の女にとられたらどうするの!」

「いや、それで他の女のとこいくくらいなら結婚してたとしても不倫するなり離婚するなりするでしょ…」

「でも!いいじゃない。
パーティーのあとにあの公園にちょっと寄ったりすれば」

「えー…」

「希依、春を思い出してよ。
希依の結婚してください発言でここまで変わったんだよ?
またその言葉信じて、言ってみなよ」


…結婚してください、か…
言えるかなぁ…

それに、早くないのかな…
まだ付き合って少ししかたってないのに…


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