私の声は君だけのもの

午前中に入学式を終えて帰ろうとしていると、歩都くんに一緒に帰ろうと誘われた

高校にはいって初めての友達で嬉しくて一緒に帰ることにした


帰っても独りで寂しいので二人で色んな店を回ることにした


あるアクセサリーのお店でとても優希に似合いそうなピアスを見つけた


今年は形に残るものもプレゼントしてみようとふと思い買うことにした


「お前ピアスの穴、空いてなくね?」

「私じゃなくてプレゼントだよ」

「誰?」

「優希」

「優希?誰それ、男?」

「そうだよー」

「彼氏?」

「違うよ、一緒に暮らしてるの」

「兄貴?」

「家族ではないのかな?」

「なんだそれ」


歩都と優希のことを話してると優希のプレゼントをあげたときの反応を想像してにやけちゃう


そんな私を切なそうに見ている歩都には気がつかなかった

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