私の声は君だけのもの


なんだかんだ言っても夏音は俺の初恋だ


乙女みたいなことを言うつもりはねぇが、俺は夏音以上に愛せる女を見つけられる自信がねぇ


だからこそ、俺がそこまで好きになった彼女の幸せを俺は願う



俺は玉砕する決心をした



自分から玉砕しにいく自分を嘲りながら、俺は優希ってやつがいる病室へ向かった


一昨日いったばかりだから覚えている



椎名優希のネームプレートを見つけて声をかけてからその病室にはいる



「………は?」



< 97 / 146 >

この作品をシェア

pagetop